【連載記事】虹の向こうに②~今回は石巻から~
あしなが育英会が東日本大震災・津波遺児の支援の拠点として、東北に建設を進めてきた「レインボーハウス」が、相次いで完成しました! 仙台レインボーハウスは3月1日に、石巻レインボーハウスは同25日に竣工。3月最後の土日に開かれた石巻のお披露目会に、私も参加しました。
天井の高~い「多目的ホール」。雨や風の日、寒い冬でも、ここならボール遊びも平気だよ。2階には、みんなで円くなって座れる「おしゃべりの部屋」。床や壁面にマットを張り詰め、サンドバッグをぶら下げた「火山の部屋」では、どんなに暴れても平気! おもちゃがたくさんある「あそびの部屋」では、時間を忘れちゃいそう。
お披露目会には、阪神・淡路大震災の遺児で、いまはあしながでファシリテーターをしている20代の女の子も来ていました。「自分が小さいとき、神戸のレインボーハウスで遊んだことを思い出しながら、『東北の子たちはここでどんなふうに遊ぶんかな』って考えてた」って話してた。私も想像してみる。ここに満ちてあふれ出す、子どもたちの笑顔、はしゃぎ声。
〜Fuhito (あしなが育英会ファシリテーター)