「アマビエを届ける。」⑤〜青森市「punya」様
「アマビエを届ける。」の5回目は、青森市新町のエスニック雑貨と服のお店「punya」さんです。tovoでは昨年より「punya」さんに置いて頂くためだけに製作した「punya 限定タイシリーズ」の商品を置かせて頂いております。また、フリーペーパーの配布ご協力店様でもあります。お酒が大好きだという工藤未幸さんにも、しっかり疫病退散のアマビエをお届けしました。
punya 工藤 未幸 インタビュー
(インタビュー日:2020年5月10日(日)・インタビュア:小山田和正)
最近はどんな感じで営業しているんですか?
未幸「そうそう!先月、お店に『私、コロナウイルスにかかってるかも、、、』っていう知らないおばさんが突然入って来て、それがショックで、なんだかとても怖くなってしまって、それから、すぐにお店をアポイント制にしてしまったんですよ。そのこともあって、ゴールデンウィークはお店を閉めてしまいました。やっぱり帰省されている方もいて、また海外からの旅行客の方もずいぶん目立ちました。なんか怖いなと思ってお店を閉めました。
ゴールデンウィークが終わって、今はまたアポイント制に戻して営業しています。5月いっぱいは、お店にいらっしゃる前に事前に電話かメールで予約してもらう感じにしようと思っています。
もちろん、偶然お店の前を通りかかって、ドアの張り紙を見ている人を見かけたら、店内が密にならないように『どうぞ』ってお声がけしたりしています。」
おばさんの話、すごく怖いですね!
未幸「怖いんですよー!そういう人もいるんだって思ってびっくりしました。
私のまわりは個人で経営されている方も多くて、みんなかなり気をつけている人ばかりですけど、その一方で、マスクをしないとか、あまり大ごととして考えていない人がいるのが心配です。お店は駅からも近いし、東京からのバスも満車って聞いて、いや怖い!って。
ゴールデンウィーク前は、この辺りもほとんど人がいなかったんですが、ゴールデンウィークが終わったら、なんか何もなかったように、この辺りの人通りが増えている感じです。怖いなぁ。」
一番心配していることって何?
未幸「私はおばあちゃんと住んでるから、私に症状がなくても、うつしてしまうかもしれないっていうのがほんと心配です。そんな混み合う店ではないですけど、やっぱり不特定多数の方と接するので、かなり気をつけていますけど、それでも心配にはなりますね。」
お店の経営的にはどんな感じなんですか?
未幸「さっきの知らないおばさんが来たことで、怖くなってお店を休業してしまったんですけど、服屋さんや雑貨屋さんは休業要請外なんですよね。でも休んじゃったから、今は融資を受けようと思って書類を準備している最中です。」
お店で定期的にイベントを開催していましたよね?
未幸「そうですね。本当は5月もやりたかったんですけど、中止にして、当分は予定していないです。屋外だったらいいんでしょうけど、室内のイベントなので、どうしても密になりますよね。今年いっぱいはイベントの予定はしていないです。今は第2波がくるかもしれないから、ニュースで最新の状況をチェックしながら、当分はアポイント制を続けようと思ってます。」
お店のウェブショップってありましたっけ?
未幸「そうそう、やろうやろうとは思ってたんですけど、今回のことでついにウェブショップをスタートしました!商品はまだまだ少ないんですけど、タイダイ染のマスクを作ってもらってて、今、そのマスクがすごく動いている感じですね。」
(終)