活動開始から647日目。解散まで3,003日。
久しぶりの長文です。
tovo活動開始から647日目。解散まで3,003日。この647日間、沢山の方に支援して頂きここまでやってきました。とても感謝しております。皆さんの支援なしにはここまで続けることはできませんでした。
そのことは大々前提として、僕はこの647日間、全てのグッズをデザインし、グッズを発注し、袋に詰めて、県内、県外のイベントへ出店し、グッズを販売し、ウェブサイトを作り、写真を撮り、記事を書き、通販でグッズを販売し、商品梱包、発送、お礼状、また同時に、お取り扱い店様への営業、挨拶、そして、新作が出る度に、新しくPOPを制作し、各お店を回って届け、その在庫管理、会計管理、また、フリーペーパーtovo plusに関しても、出てくれる方を探し、スケジュールを調整し、写真を撮って、インタビューし、それを文字に起こして、編集し、印刷所に回し、完成したら、それを各お店に届けてきました。
そうやってコツコツと647日間を頑張ってきて、現在「¥1,350,741」を寄付できています。
僕は普通に仕事をし、家庭を持ち、これらのことを仕事の合間にしています。決して賢いわけでもなく、決して才能があるわけでもなく、本当にごくごく一般的な全く目立つことのない40代男性です。正直、時間がなくて、辛い時もあったし、苦しい時もありました。
ただ、僕はここで僕の苦労話をするつもりはなくて、つまり、なんでここまでやってこれたかなと考えると、やはり、震災でたくさんの方が亡くなり、その中でも、特に、両親、或は片親を亡くした子どもたちがたくさんいる。僕は彼らと共に生きようと決意した1人だからだと思います。震災は風化し、青森に住む僕たちは以前の生活に戻りましたが、子どもたちには、いつまでたっても親は戻ってこないし、以前の生活に戻ることはありません。その子どもたちと共に生きる、それ以外に僕がこれを続ける理由はありません。きっと名誉や名声が目当てだったらとっくに潰れています。
始めた頃は、細々と長く続けていこうと思っていました。このプロジェクトは僕個人の戦いだと思っていたからです。でも、もう今は、僕個人、1人で戦っているわけではないことを僕自身よく知っています。数えきれないほどたくさんの方に支えられているからです。
解散まで3,003日。たぶん、どんどん風化して、tovoのような活動はどんどん厳しくなっていくことと思います。でも、それは始めた頃から分かっていたことで、それでもやるんだって気持ちで始めている訳ですから、それに関しては特に不安はありません。
もし、私にはこれができる、これがしたい、そういう気持ちがある方は、どうぞお気軽にご連絡ください。仕事もなく、若い人もなく、失業者で溢れ、貧乏で、早死に、、何もかも最低の青森県から、新しいアイデアで、新しい時代のチャリティを作りませんか。tovoの為ではなく、親を失った子どもたちの為に動いてくれる方は、いつだって大歓迎です。
解散まで3,003日しかありません。