【ご報告】2016年1月15日「岐阜県立東濃実業高等学校 学習成果発表会」
先日、2016年1月15日(金)、可児市文化創造センター(岐阜県可児市下恵土3433-139)にて開催されました「岐阜県立東濃実業高等学校 学習成果発表会」にて、同校起業創造類型の生徒さんたちが、tovoチャリティグッズを販売してくれました。
岐阜県立東濃実業高等学校様には、継続的にお世話になり、チャリティグッズ販売をして頂いておりますが、今回は、この学習発表会に合わせまして、同校起業創造類型の生徒さんたちと共に、新しいチャリティグッズを2点(①クリアファイル/②2色ボールペン)制作させて頂きました。
告知や販売方法など、生徒さんたちが考え、工夫をして頂き、おかげさまで当日はたくさんのご支援を頂戴致しましたこと深く感謝致します。ありがとうございました。このtovoチャリティグッズの他、生徒さんたちの開発商品が4種販売され、いずれも好評を博したようです。
「学習成果発表会」の写真と生徒さんによる感想文を頂戴致しましたので、ご報告させて頂きます。
今年度一年を通してtovoの活動に関わらせていただきありがとうございました。メールでの連絡手段でしたが、小山田さんのおかげでとてもスムーズに進めることができました。とても嬉しかったです。原価や売価を考えたうえで商品を決定していくということが、とても難しいということを経験させていただきました。
販売をする際、どうしたらよいのかたくさん考え、POP広告を作ったり、宣伝のための校内ポスターを作ったり、呼びかけをしたり、SNSを使って情報を拡散したりと様々なことをしてきました。販売の際に宣伝をした効果があり、「東日本大震災で親を失った子たちの支援だよね」と知っていただき、支援に協力をして下さる方が沢山いました。
東日本大震災が起きたとき、私はまだ中学生でした。被害の様子をテレビでみてすごく驚いたのを今でも覚えています。地震だけではなく、津波による被害により、多くの犠牲者を出してしまいました。まだ幼かった子が、いつも家に帰れば当たり前にいる家族がいなくなったと思うと、とても心が痛みます。その心の傷は、きっと一生続いてしまうと思います。でも、そんな子どもたちに支援をすることができる活動をさせて頂き本当にありがとうございました。
東日本大震災のことを忘れてしまっている人が沢山いる中で、まだ、復興は終わっていないということ、まだまだ沢山の人が苦しんでいるということを伝えられたと思います。チャリティグッズを販売しているときに、このお金が子ども達に届くのだと思ったら、なんだか嬉しい気持ちになった半面まだ何かできるのではないかと思いました。私たちにできることは少ないと思いますが、また東日本大震災の支援に協力ができる機会があった時には支援をしていきたいです。
東日本大震災やtovoの活動を通じて、周りで支えてくれている人に感謝の気持ちを忘れずに過ごしていきたいと改めて感じました。短い間でしたが沢山のことを学ばせて頂き本当にありがとうございました。
東日本大震災より5年が経過しようとしています。tovoの活動も今年で5年目に入ります。
この5年を境に、チャリティグッズを販売し、その利益分を寄付していくという活動自体、かなり難しくなっていくだろうと予想しています。そのことを踏まえて、昨年、2015年は、SNSなどによる情報発信を一旦お休みし、自分の足元を見つめ、自分の周りから、自分の声で伝え、確実な理解者を作っていこうという1年でした。確実な理解者とは、tovoの「活動への理解者」ではなく、「震災で両親を亡くしてしまった子供たちへの理解者」のことです。
そのような意味でも、今回は生徒さんたちが自ら企画し、自ら考え、告知し、そして、自分の声で伝えるということをしてくれたことは、とてもありがたく、tovoという活動を続けていて良かったなと嬉しく思っています。その結果として、たくさんの方にご支援を賜りましたことは、彼らの声が確実に届いた証ですし、彼らの周りにも確実な理解者を作って頂いたのだと理解しています。
確実な理解者は、自分の声で、自分の方法で、更に確実な理解者を作っていきます。それは世間の「風化」のタイムラインとは別次元のタイムラインで広がっていくことと信じています。みんなが自分の得意を生かして、得意な方法で、助け合う世の中になってくれたらと心より願っています。
継続的に支援をして頂いております東濃実業高等学校の先生方、そして、生徒さんたちに感謝申し上げます。ありがとうございます。
尚、今回、東濃実業高等学校の生徒さん方と制作致しました以下2点は、ウェブショップでも販売しております。こちらもどうぞ宜しくお願い致します。