【ご報告】アトリエカヌー竹内さんと作るトヴォの天然藍染(刈取り編②)2016年9月24日
日記:坂本小雪
狩りをしてきました。
…ちょっと違いました。
以前、自分も種まき作業をした藍の刈り取り作業のお手伝いをしに、アトリエcanoeさんの藍畑へ行ってきました!
近頃めっきり涼しくなってようやく過ごしやすい秋ね、などと油断していたらその日はとても暑かった(笑)
種まきをした3畝は一面に藍が茂っていて、ゴマよりも小さく風で舞い散るあのか弱い種が、葉っぱをわさわさ伸ばしてとてもたくましくなっていて感慨深かったです。私はまだ子どもはいませんが、男の子のお母さんの気持ちがわかったような気がしました。
作業内容は、根本の数センチを残して一株ごとに刈り取り、葉の方になるべく土がつかないように注意して、まとめて山にするというものでした。
ぎざぎざした刃のノコギリ鎌を使っての作業はそこまで力も要らなくて、女性やお手伝いに来てくれたお子さんもコツを掴みやすかったらしく刈り取りはどんどん進みました!
刈り取りをしながら、刈り取った藍の脱穀作業も同時進行。藍は足で踏んで動かす機械にかけて、葉っぱと茎をより分けます。これも結構たいへんそうです。
談笑などしつつ、みんなで協力して見事ご飯の前には刈り取りは終了!
ブルーシートには刈り取った藍の山々。
これがまたここから、藍染の染液になるべく加工されていくのでしょう!
ちなみに藍の葉や茎は染物の材料になるだけではなく、休憩時間には乾燥させた藍の葉や茎で出したお茶をいただきました!ポットで熱々のお茶は香ばしいいいにおいで、飲んでみるとクセもなくおいしかったです。ちなみに色は青くはなかった(笑)
それから藍の種もとても栄養価が高い?ようで、数粒で滋養強壮の効果があるらしいという話でも盛り上がりました。数粒じゃ食べた気がしなさそうですが、ああやって成長するだけの力を持ってるんだもんなあ。種すごい。